妊婦のかかと水虫は赤ちゃんにうつるの?薬と治し方を紹介します

かかと水虫にかかっている妊婦さんって意外と多いんですよ!痒みがないからって放っておくと赤ちゃんや家族に水虫をうつしていまいます。そうなる前に早期治療で治しましょう!よく効く薬や治し方を紹介します。

かかと水虫は治りにくい?治し方のポイントとは?

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かかと水虫が治りにくい理由

このような症状があるとかかと水虫かもしれません。

  • かかとがガサガサしていて乾燥している
  • かかとの皮がぷつぷつとめくれている
  • 足の指などに以前から水虫がある
  • 家族に水虫の人がいる
  • かかとがひび割れている

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(出典:ロート製薬株式会社様)

 

かかと水虫は足水虫が進行した状態 

かかと水虫になるのは、すでに足に水虫があり、それを放置して症状が進行してしまった場合が多いです。

つまり白癬菌が角質層の奥深くに入り込んで、最終的にかかとまで症状が進行した状態がかかと水虫なのです。

かかと水虫が一般的に治りにくいと言われているのは、このような理由があるからなんですね。

 

治療は塗り薬で根気よく

治療には塗り薬が使われますが、かかと水虫の場合、菌が角質の深い位置にあるため、そのままでは薬が届きません

そのため、尿素で角質を柔らかくしてから塗り薬を塗るのが効果的です。

 

治療で大切なのは、かかとが表面的にキレイになったからといって、治療を辞めてしまわないことです。

まだ菌が残っている場合がほとんどですから、すぐ治療を辞めてしまっては、再発を繰り返すことになります。

完治を目指すなら、治ったと思っても、根気よく治療を継続することが必要となります。

 

治し方のポイントは?

かかと水虫を完治させるためには、以下のことに気を付けてください。

  1. 毎日入浴して清潔に保つ
  2. 入浴後はタオルで水分をふき取りよく乾燥させる
  3. 尿素で角質を柔らかくしてから塗り薬を塗り込む
  4. かかとだけではなく足全体に広げるように薬を塗る
  5. できるだけ高温多湿の環境をつくらないようにする

 

すべての水虫に共通して言えるのは、患部は常に清潔にすることと、乾燥した状態に保つことが、治療にはとても大切だということです。

 

まとめ

かかと水虫は、自覚症状がほとんどないことから、どうしても放置しがちになってしまいます。

しかし治さずに放置していると、白癬菌をまき散らすことになり、家族や他人にうつしてしまうことになりかねません。

少なくともタオルやバスマット、またスリッパは自分専用のものを用意して、家族と共有しないようにしましょう。

 

また特に妊娠している方は、免疫力が低下している状態で、感染症にかかりやすくなっていますので、注意が必要ですし、産まれてくる赤ちゃんにうつすことがないように、しっかり完治させたいところです。

赤ちゃんだって、水虫になることはありますので、お気を付けください。