かかと水虫?かかとのひび割れや乾燥の原因や治し方?
かかとのひび割れの原因
妊婦さんに多い悩みに、足のむくみがあります。
妊娠中に足がむくみやすいのは、赤ちゃんにたくさんの血液を運ぼうとして、からだの水分量が増えるためです。
特に心臓から遠い足は、血行が悪くなりがちになるので、むくみやすくなります。
また血行が悪くなると、皮膚のターンオーバー(皮膚再生のサイクル)が遅くなるので、足のかかと部分が厚くなります。厚くて硬くなったかかとは、体重が掛かることによって、ひび割れやすくなってしまうのです。
妊婦さんが家でできる対策
乾燥によるかかとのひび割れを予防するためには、足のむくみを取るためのマッサージが有効です。
入浴後、ボディクリームや保湿クリームを塗り、足の付け根からつま先まで、よくもみほぐすようにマッサージしてください。
こうすることで、むくみが取れて血行が良くなります。
血行を促進することで、肌のターンオーバーを高めてください。
また体を温めることも効果的です。
夏場でもできるだけ入浴して体を温めることで、血行が良くなります。
食生活を見直す
バランスの良い食生活は、皮膚の修復の手助けをします。
特にビタミンEを取ると血行が良くなり、かかとが厚くなるのを防ぐ効果がありますので、食事から効率的に取り入れることで、かかとの修復にも効果が期待できます。
かかとのひび割れやガサガサは水虫が原因となることもあります
見ただけで見極めるのは難しいですが、かかとが乾燥したり表面がひび割れたりするのは、白癬菌が原因となることがあります。
診断するには、病院で皮膚の一部を採取して、顕微鏡検査をするしかありません。
かかと水虫は、かゆみなどの症状がないので、原因が分かりにくいのですが、白癬菌がいれば水虫薬での治療をしなければ治りませんので、正しい治療をするのは、やはり病院で検査してもらうのが一番確実ですね。
もしかかとのひび割れの原因が水虫であれば、根気よく治療を継続することが大切です。
かかと水虫は、白癬菌が角質層の奥深くに寄生しているので、薬が届きにくく、完治までに時間が掛かります。
入浴後には尿素配合のクリームなどを塗って、皮膚を柔らかくしてから、薬を使うと効果的です。
まとめ
かかとのカサカサやひび割れは、しっかり調べないと原因が分かりづらいことがあります。
正しい治療をするためにも、病院で顕微鏡検査をお受けになることをお勧めします。
原因が分かれば、日々のケアで改善できるのか、薬を使わないと治らないのかが分かりますので。