妊婦のかかと水虫は赤ちゃんにうつるの?薬と治し方を紹介します

かかと水虫にかかっている妊婦さんって意外と多いんですよ!痒みがないからって放っておくと赤ちゃんや家族に水虫をうつしていまいます。そうなる前に早期治療で治しましょう!よく効く薬や治し方を紹介します。

かかとのガサガサはなぜ?妊婦さんも注目!その原因とは

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かかとがガサガサしていて、お悩みの方!原因は2つ考えられます。

1つ目は、乾燥による肌荒れ

もう1つは、白癬菌の感染による水虫

 

ただ、どちらも症状がとても似ていますので、どちらが原因かは、病院に行って調べてもらわないと分からないと思います。

 

病院に行って、その場で皮膚の一部を削り、顕微鏡検査をしてもらい、白癬菌の有無を調べてもらうことで、診断が確定するという流れになります。

 

検査で白癬菌が見つかったら

病院での顕微鏡検査で、白癬菌が見つかれば、かかとのガサガサの原因は水虫ということになります。

 

かかと水虫の治し方

かかとは角質が厚く、白癬菌は角質の深いところに潜んでいますので、普通の塗り薬では、有効成分が届きにくいという難点があり、治りにくい水虫と言われています。

治療には尿素が配合されたクリームタイプの塗り薬が使われます。

 

どのタイプの水虫でも同じですが、白癬菌を完全に退治するには、白癬菌が嫌がる環境を整えてあげることと、根気よく治療することが大切です。

 

かかと水虫の治し方

  1. 毎日入浴して、石鹸でしっかり足を洗い、常に清潔にする
  2. お風呂からあがったら、タイルで水分をしっかりふき取る
  3. 患部をよく乾燥させる
  4. 薬をかかとだけではなく、足全体に広げるように塗り込む

 

白癬菌は、高温多湿の環境を好んで増殖しますから、靴や靴下を履きっぱなしにしないで、足が蒸れないように気を付けてください。

仕事やお出かけのときは、通気性の良い素材の靴下を履いて、靴には中敷きを敷いて、蒸れ対策をしてください。

 

家族にうつさないようにお気を付けください

水虫にかかっている方が裸足で歩くと、皮膚や垢が剝がれて、床に落ちます。それを踏んだり触ったりした人は、白癬菌が付いてしまいますので、そのまま洗い流さず放っておくと、水虫になってしまいます。

 

家庭内での水虫感染を防ぐためには、移動するときは自分専用のスリッパを履くこと、またタオルやバスマットも自分専用のものを使い、決して共有しないことが大切です。

 

かかとのガサガサが単なる乾燥による肌荒れの場合

かかとの角質のケアをすることで、症状は改善されるはずです。

大切なのは、【古い角質の除去】と【保湿】です。

 

かかとの角質ケアの方法

  1. まず入浴やフットバスを利用して、角質を柔らかくします
  2. 柔らかくなったところで、かかと専用のやすりで余計な角質を取り除いてください(やすりは力を入れずぎないこと)
  3. 目の細かいやすりでもう一度、かかと表面を整えます
  4. 次に、かかと全体に化粧水をたっぷり塗ります
  5. さらに保湿クリームもたっぷり塗ります
  6. 表面が乾燥しないように、サランラップを巻いて暫くおいてください

このように、かかとの角質ケアをしてください。

 

かかとの角質ケアの際の注意点

  • かかとは清潔な状態で、清潔なやすりを使う
  • 力を入れすぎない
  • 軽石は使わない方がいい
  • やすりは往復させず、一方向に動かす
  • 削った後はしっかり保湿する

 

まとめ

かかとのガサガサは、間違った方法で治療すると、かえって症状が悪化してしまうこともあります

まずは病院で診断してもらうことをお勧めします。