かかとのガサガサはなぜ?妊婦さんも注目!その原因とは
かかとがガサガサしていて、お悩みの方!原因は2つ考えられます。
1つ目は、乾燥による肌荒れ。
もう1つは、白癬菌の感染による水虫。
ただ、どちらも症状がとても似ていますので、どちらが原因かは、病院に行って調べてもらわないと分からないと思います。
病院に行って、その場で皮膚の一部を削り、顕微鏡検査をしてもらい、白癬菌の有無を調べてもらうことで、診断が確定するという流れになります。
検査で白癬菌が見つかったら
病院での顕微鏡検査で、白癬菌が見つかれば、かかとのガサガサの原因は水虫ということになります。
かかと水虫の治し方
かかとは角質が厚く、白癬菌は角質の深いところに潜んでいますので、普通の塗り薬では、有効成分が届きにくいという難点があり、治りにくい水虫と言われています。
治療には尿素が配合されたクリームタイプの塗り薬が使われます。
どのタイプの水虫でも同じですが、白癬菌を完全に退治するには、白癬菌が嫌がる環境を整えてあげることと、根気よく治療することが大切です。
かかと水虫の治し方
- 毎日入浴して、石鹸でしっかり足を洗い、常に清潔にする
- お風呂からあがったら、タイルで水分をしっかりふき取る
- 患部をよく乾燥させる
- 薬をかかとだけではなく、足全体に広げるように塗り込む
白癬菌は、高温多湿の環境を好んで増殖しますから、靴や靴下を履きっぱなしにしないで、足が蒸れないように気を付けてください。
仕事やお出かけのときは、通気性の良い素材の靴下を履いて、靴には中敷きを敷いて、蒸れ対策をしてください。
家族にうつさないようにお気を付けください
水虫にかかっている方が裸足で歩くと、皮膚や垢が剝がれて、床に落ちます。それを踏んだり触ったりした人は、白癬菌が付いてしまいますので、そのまま洗い流さず放っておくと、水虫になってしまいます。
家庭内での水虫感染を防ぐためには、移動するときは自分専用のスリッパを履くこと、またタオルやバスマットも自分専用のものを使い、決して共有しないことが大切です。
かかとのガサガサが単なる乾燥による肌荒れの場合
かかとの角質のケアをすることで、症状は改善されるはずです。
大切なのは、【古い角質の除去】と【保湿】です。
かかとの角質ケアの方法
- まず入浴やフットバスを利用して、角質を柔らかくします
- 柔らかくなったところで、かかと専用のやすりで余計な角質を取り除いてください(やすりは力を入れずぎないこと)
- 目の細かいやすりでもう一度、かかと表面を整えます
- 次に、かかと全体に化粧水をたっぷり塗ります
- さらに保湿クリームもたっぷり塗ります
- 表面が乾燥しないように、サランラップを巻いて暫くおいてください
このように、かかとの角質ケアをしてください。
かかとの角質ケアの際の注意点
- かかとは清潔な状態で、清潔なやすりを使う
- 力を入れすぎない
- 軽石は使わない方がいい
- やすりは往復させず、一方向に動かす
- 削った後はしっかり保湿する
まとめ
かかとのガサガサは、間違った方法で治療すると、かえって症状が悪化してしまうこともあります。
まずは病院で診断してもらうことをお勧めします。