妊婦のかかと水虫は赤ちゃんにうつるの?薬と治し方を紹介します

かかと水虫にかかっている妊婦さんって意外と多いんですよ!痒みがないからって放っておくと赤ちゃんや家族に水虫をうつしていまいます。そうなる前に早期治療で治しましょう!よく効く薬や治し方を紹介します。

治りにくいかかと水虫にはODT療法の併用がお勧めです

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飲み薬を処方されることがあるくらい、治りにくいことで知られている【かかと水虫】!

しかし妊婦さんや授乳中の方に、飲み薬は処方できませんから、塗り薬で根気よく治療するしかありません。

 

治療を始めて最初のころは順調でも、徐々に塗り薬だけでは効果を実感できないと感じてきて、治療を諦めてしまう方も出てきてしまったりします。

そのようなことのないよう、今回はかかと水虫の治療効率を上げる【ODT療法】をご紹介します。

 

ODT療法とは

ODT療法とは、かかとの角質の奥深くに寄生している白癬菌に、薬の有効成分を効率よく届けるために、かかとの角質を柔らかくしてから、薬を塗る方法のことです。

 

かかと水虫専用の市販薬にも、角質を柔らかくする目的で、尿素が配合されている商品があり、ODT療法もこれと同じような考え方なのですが、かかと全体をラップで包み込んで30分くらい放置しておくことで、より効果を高められるようにしたのが、ODT療法なのです。

 

ODT療法のやり方

  1. いつもの通り入浴してかかとや足をキレイに洗います
  2. お風呂から出たらタオルでよく拭いて乾燥させてください
  3. 尿素クリームやサリチル酸ワセリンなどをかかとに塗ります
  4. たっぷり塗ったらその上からラップをしてかかと全体を包み込みます
  5. そのまま30分くらい放置してください
  6. ラップを剥がして抗真菌剤の薬をかかとから足の裏全体に塗り広げます

以上の方法で、かかとの角質を十分柔らかくし、薬をしみ込みやすくすることで、治療効率を高めます。

 

結構面倒に思えるかもしれませんが、慣れてくると一瞬でできるようになります。

お風呂上りのリラックスタイムと割り切って、ラップをした状態で30分くらいボーっとしたり、テレビを見ながらでもいいですし、そそまま靴下を履いて普段通りに生活しても構いません。

これだけで、薬の効果が格段に上がりますので、できるだけ毎日、薬を塗る前にODT療法を実践してください。

 

まとめ

妊婦さんや授乳中の方で、かかと水虫をどうしても治したいと思われている方は、本当に多いです。

初めはただの乾燥による肌荒れだと思ってたのに、かかとのカサカサは実は水虫が原因だったと分かると、赤ちゃんにうつしてしまわないか、急に心配になって病院に行かれる方が増えるそうです。

 

かかと水虫も酷くなると、かかとが割れます。深く割れると歩くのにも支障をきたすことがあります。

また、かかとの皮膚がポロポロと剝がれ落ちやすいので、悪気はなくても家族や他の人にうつしてしまうこともあります。

 

ODT療法は、ご自身でできる簡単自宅ケアです。

ぜひお試しください。