妊婦のかかと水虫は赤ちゃんにうつるの?薬と治し方を紹介します

かかと水虫にかかっている妊婦さんって意外と多いんですよ!痒みがないからって放っておくと赤ちゃんや家族に水虫をうつしていまいます。そうなる前に早期治療で治しましょう!よく効く薬や治し方を紹介します。

飲み薬が使えない妊婦さんのための自宅で出来る民間療法

f:id:secondhandcar:20170331110536j:plain

かかとのガサガサや角質の肥厚がある場合、原因は水虫かもしれません。

皮膚科を受診すれば、すぐ調べてもらえるのですが、もし水虫の原因である白癬菌が検出されれば、かかと水虫場合は飲み薬の服用を勧められることが多いです。

 

もちろん症状の程度や進行具合によって、塗り薬で治ることもありますが、かかとの角質は他の場所に比べてとても分厚いので、原因となる白癬菌が角質層の奥深くに寄生しているため、塗り薬では有効成分が届きにくいという難点があります。

 

しかし妊娠の可能性がある方、妊婦さん、また授乳中の方は、水虫治療に使われる抗真菌薬の飲み薬は、胎児や赤ちゃんへ悪い影響を与える可能性があるので、使わないことになっています。

 

ここでは、妊婦さんや授乳中の方でも、かかと水虫を自宅で治すことができるように、いくつかの民間療法をご紹介します。

 

お酢を使った治療法

40度に温めたお酢に、白癬菌を20分浸すと白癬菌は死滅すると言われています。この殺菌効果を利用すれば、より効率よく水虫を治療できるはずです。

 

自宅でのやり方

  • お酢を40度前後のお湯で5~10倍に薄めます。両足が入る大きさの洗面器などがいいでしょう。
  • 両足を浸して、皮膚の状態を見ながら30分ほどそのまま放置します。痛みがあるときは決して無理しないでください。
  • お酢はよくふき取って終わってください。臭いが気になる方は洗い流しても構いません。

 

冷たい水や氷水

白癬菌は低温時に、活動が弱まります

冷たい水や氷水に患部を浸しても、水虫が治るわけではありませんが、白癬菌の活動が停止している間に薬を塗ることで、薬の効果が高まる可能性があります。

また、冷やすことで痒みが治まることがあります。

 

ニンニクを使った治療法

ニンニクの持つアリシンは抗菌作用、殺菌作用、消炎鎮痛作用があることが知られていますので、この効果を利用します。

 

自宅でのやり方

  • ニンニク数片をすりおろします。両足が入る大きさの洗面器などに水を入れ、すりおろしたニンニクを入れます。
  • 足を浸して15分ほど置きます。
  • 時間がきたら足を石鹸で洗ってニンニクを洗い流してください。
  • よく乾燥させます。

最初の1~2分は、患部がヒリヒリすることがありますが、それ以上痛みが続くようでしたら、中止してください。

 

緑茶を使った治療法

緑茶に含まれるカテキンには、白癬菌を殺菌する作用があると言われています。

やり方は、緑茶をしみ込ませたガーゼやタオルを患部に巻いたり、緑茶の葉を患部につけておくことで、殺菌効果が期待できます。

 

重曹を使った治療法

重曹には殺菌効果はありませんが、タンパク質を分解する作用がありますので、重曹を溶かしたお湯に足を浸しておくと、古くなった角質を取り除くことができます

薬の効果がより高まるでしょう。

 

まとめ

かかと水虫や爪水虫はとても治りにくい水虫ですが、どうしても治したいと思っている妊婦さんは多いですね。

 

最近では、塗り薬でも、認可されたものが出ていますし、飲み薬だけが唯一の治療法ではなくなってきています。

 

諦めず根気よく治療を継続しましょう!