妊婦のかかと水虫は赤ちゃんにうつるの?薬と治し方を紹介します

かかと水虫にかかっている妊婦さんって意外と多いんですよ!痒みがないからって放っておくと赤ちゃんや家族に水虫をうつしていまいます。そうなる前に早期治療で治しましょう!よく効く薬や治し方を紹介します。

かかと水虫のママが赤ちゃんを水虫から守る!予防と治し方

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妊娠中や授乳期間中に水虫になってしまうママは実は多いんですよ。理由はいくつかありますが、まず妊婦さんは体の免疫力が落ちているので、病気をもらいやすいことが挙げられます。また妊婦さんや小さい赤ちゃんがいるママは、病院に行くことも多いですから、そこで白癬菌を貰ってしまう、なんてことも良くあるんです。

 

もし足に水虫ができてしまったら、放っておいてはいけませんよ!症状が軽いからと言って放っておくと、白癬菌がどんどん増殖してしまい、とても治りにくい爪水虫やかかと水虫に発展してしまいます

こうなると飲み薬で治すことになるのですが、妊婦さんや授乳中の方は、赤ちゃんに悪い影響が出る可能性があるため、使用できないんです。

 

そして妊婦さんや授乳期間中のママが水虫になってしまったときに、もう一つ気を付けないといけないのは、赤ちゃんにうつさないことです。

 

赤ちゃんに水虫をうつさないための予防法

自分の水虫のせいで赤ちゃんにも辛い思いをさせる訳にはいきませんよ。赤ちゃんにうつすことだけは絶対に阻止しないといけません。

 

ではどのように予防すればいいのでしょうか?いくつか例を挙げてご説明します。

 

水虫のママは裸足で家の中を歩かないで

水虫ママは裸足では絶対に家の中を歩かないでください。特にかかと水虫のママの場合、乾燥で角質がポロポロと落ちやすくなっていますので、必ず自分専用のスリッパを用意してご使用ください。

このとき大切なのは、スリッパを他の人と共有しないことと、赤ちゃんがスリッパで遊んだり舐めたりしないように、赤ちゃんの近くに置かないことです。

 

床をこまめに掃除する

歩くときにスリッパを使ったり、常に靴下を履いていたりしても、皮膚や角質はどうしても剝がれ落ちてしまいます。ですから床はこまめに掃除してください。掃除機をかけるだけではなくて、定期的に水拭きすることも大切です。

 

またできるだけ毛足の長い絨毯やマットは避けた方がいいです。毛の奥まで掃除しにくいので。

 

毎日入浴する

毎日入浴することは、とても重要です。なぜならもし白癬菌が皮膚に付いても、24時間以内に洗い流してしまえば、水虫になることはほとんど無いからです。白癬菌が角質層の中に侵入するのに24時間以上掛かるからです。

 

入浴時は足の指の間も丁寧に石鹸で洗ってあげてください。

 

タオル・バスマットを分ける

水虫ママは、自分が使ったタオルやバスマットで赤ちゃんを拭いたり、その上で寝かせたりすることの無いようにしてください。せっかく入浴しても、その後すぐママのタオルから白癬菌が皮膚に付いてしまう可能性がありますので、水虫ママは必ず自分だけでタオルやバスマットを使ってください。決して共有しないでください。

 

乾燥させる

お風呂から上がったら、赤ちゃん専用のタオルで、しっかり水分をふき取って、よく乾燥させてください。

白癬菌は高温多湿の環境を好むので、ジメジメさせておくことは禁物です。

 

赤ちゃんが水虫になってしまったときの治療法

上記のように、いくら気を付けていても赤ちゃんが水虫になってしまうことはあります。赤ちゃんだって水虫になることはあるのです。

 

もし赤ちゃんの足や体が赤くなっていたり、小さい水ぶくれがポツポツとできていたり、赤ちゃんが痒そうにしているときは、水虫の可能性がありますので、すぐに皮膚科を受診されることをお勧めします。

 

市販薬は赤ちゃんの皮膚には、刺激が強すぎるので、皮膚炎を引き起こしたり、アレルギー反応が出てしまう場合も考えられます。

自己判断で赤ちゃんに市販薬を使うのは危険ですから避けてください。