赤ちゃんにも水虫はうつります!かかとカサカサママが気を付けること
赤ちゃんでも水虫になることをご存知でしたか?
赤ちゃんの場合、白癬菌への感染は家庭内で起こることがほとんどです。足の皮がめくれたり赤くただれたりして、慌てて小児科を受診したら水虫の診断を受けた、というケースはよくあります。
でも、『うちには水虫の家族はいないのに、なんで赤ちゃんだけ水虫になったのかしら』、と思っているママも多いのではないでしょうか。
しかしそんなママに質問です!あなたのかかと、カサカサしていませんか?
かかと部分が水虫になることもあります
実は、本人が自覚していない水虫は多くあります。特にかかと部分にできる水虫は角質増殖型と言われていて、痒みがほとんどないという特徴があり、単なる肌荒れと勘違いして放っておかれることが多いのです。
かかと水虫になると、かかと部分の角質が硬くなって肥厚します。また足の裏の表面が、白い粉をふいたようになりカサカサします。
このような症状が出た時は、早めに皮膚科を受診して、顕微鏡検査をしてもらえば、水虫かどうかはその場で調べてもらえます。
単なる肌荒れとの勘違いから尿素クリームなどを塗っていたけど、なかなか症状が改善しないという方は一度皮膚科に行かれることをお勧めします。
かかと水虫のママがうつした可能性もあります
赤ちゃんが水虫になって驚いている【かかとカサカサママ】は、自分の水虫に気づかないで子育てしていて、赤ちゃんに水虫をうつしてしまったという可能性もあります。
まさか自分が水虫で、しかも赤ちゃんにうつしてしまったとなっては、本当に落ち込むのではないでしょうか。
かかとカサカサママは、一度病院で調べてもらいましょう。
どのようにして赤ちゃんにうつったのか?
ママが自分の水虫に気づいていないのであれば仕方のないことですが、白癬菌は剝がれ落ちた皮膚にくっついていますので、それを触ったり踏んだりすることで、赤ちゃんにうつります。
また、赤ちゃんとタオルを共用したり、同じ布団で寝ることでもうつる可能性はあります。
赤ちゃんの水虫の治し方
赤ちゃんの足に異常があれば、すぐに病院に行きましょう。市販の水虫薬に赤ちゃんが使えるものはありませんし、水虫だと自己判断することも危険です。
赤ちゃんの皮膚はとにかくデリケートですから、治療はお医者さんに任せるのが最も安心です。
ママの水虫も治しましょう
かかとカサカサママも、とにかく早く皮膚科に行きましょう。水虫は治療を開始すると、感染力が大幅に減少することが知られています。白癬菌のうつし合いをしないために、それ以上の家庭内感染を防ぎながら、自身の水虫も治さなければいけません。
水虫を悪化させない日常ケア
足水虫は、適切な方法で治療を行えば、数週間で症状は無くなります。ただし症状が治まった後も、1~2か月は薬を塗り続けてください。確実に白癬菌を殺菌しないと、再発を繰り返します。
赤ちゃんは毎日入浴させて、清潔にしてあげましょう。お風呂あがりは、水分をしっかりふき取って、乾燥させてあげましょう。白癬菌はジメジメしているところで増殖しますので。
また床はこまめに水拭きすることで、白癬菌のキャッチボールを防ぎます。
赤ちゃんもママも確実に水虫を治したら、予防にも取り組んでください。
予防についてはコチラをお読みください。