かかと水虫治療に使う飲み薬とは?副作用や注意点について
かかと水虫は角質増殖型水虫とも呼ばれていて、かかとの厚い角質の奥に白癬が寄生して症状を引き起こします。引き起こされる症状は、
- かかと部分の角質の肥厚と硬化
- 足の裏全体的に乾燥する
- 足の裏の表面がカサカサする
- 足の裏が全体的に白い粉をふいたようになる
- かかとがひび割れることもある
- 痒みはほとんど無い
かかと水虫は、以上のような特徴があります。
そして痒みがほとんどないことから、自分が水虫であることに気が付きにくく、ただの肌荒れと勘違いして、治療が為されなかったり遅れるケースが多くなっています。
また、塗り薬が効きにくいことでも知られていて、その理由はかかとの角質が厚いため薬が十分浸透しないことが挙げられます。病院でかかと水虫の診断を受けると、飲み薬での治療を勧められることが、しばしばあります。
病院で処方される飲み薬について
1、ラミシール錠(テルビナフィン)
1日1回1錠を毎日服用します。通院はおおむね4週間に1度で、その都度血液検査が必要となります。
副作用として、肝機能障害や血液疾患の副作用が出ることがあります。
2、イトリゾール錠(イトラコナゾール)
最初の1週間は1日2回、朝夕4カプセルずつ服用し、その後の3週間は休薬します。これを1クールとして、全部で3クール繰り返します。これをパルス療法と言います。
通院は4週間に1度で、全部で2~3回の血液検査を実施します。
ラミシール錠と同様に、肝機能障害や血液疾患の副作用が出ることがあります。
併用禁忌薬も多いので、持病のある場合は注意して確認してください。
飲み薬の特徴
ほとんどの場合、上の2種類の飲み薬のうちの、どちらかで治療を行いますが、お医者さんから『肝機能障害や血液疾患の副作用の心配がある』、『したがって毎月血液検査をして様子を確認しなければいけない』、『通院回数も多くなる』、などの説明を、治療開始前に受けます。
妊婦さんへの使用はNG
もちろん妊娠の可能性のある方、妊婦さん、授乳中の方には、胎児や赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるため、処方できない薬になっています。
飲み薬以外の治療法や薬
では、妊婦さんや肝臓に問題がある人、また飲み薬での治療を希望しない人のかかと水虫治療には、どのような方法があるのでしょうか?
市販の水虫薬の選び方
市販の水虫薬は、たくさんの種類があるので、どれを選ぶべきが迷ってしまうことでしょう。しかし薬選びのポイントは明確で、スイッチOTC薬の中で、最新のものを選べばいいのです。
スイッチOTC薬とは、もともと医療の現場で使われていた薬を、薬局でも販売できるようにしたものなので、高い効果を期待できる薬です。
水虫薬でいえば、ラノコナゾール、アモロルフィン、テルビナフィン、ブテナフィンの4種類が、最も新しくスイッチされたお薬ですので、この中の成分が使われている薬から選んでもらえれば問題ありません。
⇒選ぶべきお薬について詳しくはコチラをご覧ください
市販薬のデメリット
スイッチOTC薬の登場で、在宅治療の可能性も広がっているのは確かですが、水虫薬の場合、その強力な効果によって、皮膚の炎症やかぶれを引き起こし、皮膚表面に細かい傷を付けてしまうケースが増えています。
せっかく水虫が治っても、この傷が弱点となって白癬菌が入り込み、水虫が再発することがあるので、注意が必要です。
水虫を治しながら皮膚の状態も整えるのはクリアフットヴェール
そこでお勧めするのが『クリアフットヴェール』です。
クリアフットヴェールは竹酢液で白癬菌を殺菌し、CPLが皮膚の状態を整えますので、再発を防ぎながら治療ができる点で、優れた水虫ケア商品であるのです。
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クリアフットヴェールが妊婦さんに最適な訳
運悪く妊娠中にかかと水虫になっても慌てずにクリアフットヴェールで治療を開始してください。
出産までに治したいのは分かりますが、焦りは禁物です。大切なのは再発させないことなのですから。
焦って強力な市販薬で治しても、足の裏にできた傷のせいで、水虫を再発させてしまうようでは、水虫を赤ちゃんへうつしてしまうリスクばかりが高まります。
ここは副作用のないクリアフットヴェールで、じっくり治すのがベストでしょう。