妊婦のかかと水虫は赤ちゃんにうつるの?薬と治し方を紹介します

かかと水虫にかかっている妊婦さんって意外と多いんですよ!痒みがないからって放っておくと赤ちゃんや家族に水虫をうつしていまいます。そうなる前に早期治療で治しましょう!よく効く薬や治し方を紹介します。

かかとのガサガサの治し方は?原因は水虫の可能性が高い!?

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かかとがガサガサする原因は水虫の感染による可能性が高い

ガサガサかかとでお困りの妊婦さん!

そのかかと、ただの肌荒れと思っていませんか?肌荒れを治そうと、尿素クリームや化粧水を塗りたくっても、思うような効果が出なくておかしいな、と感じているのであれば、貴方のかかとは水虫に感染している可能性があります

 

かかと水虫は以下のような症状が出ます

かかと水虫は角質増殖型水虫と言われていて、白癬菌がかかとの分厚い角質の奥に潜んでいます。引き起こされる症状としては、

  • かかとが硬くなる
  • かかとが肥厚する
  • かかとがガサガサになる
  • 足の裏に白い粉がふいたようになる
  • 水虫だが痒みはほとんどない

これらの症状が出ても、痒みがほとんどないことから、水虫とは思わずにただの肌荒れと勘違いしてしまうのです。

妊婦さんがかかと水虫を治そうと思ったら、まずは水虫であることに気が付かなければなりません。

 

病院では飲み薬を処方されることもあります

かかと水虫で病院に行くと、内服治療を勧められることも多いです。その理由としては前途した通り、白癬菌が厚い角質層の奥にいるので、外用薬では有効成分が十分に届かず、殺菌しきれないことが挙げられます。

しかし内服薬は胎児に影響するので、妊婦さんや授乳中の方には処方できません。

 

妊婦さんのかかと水虫は塗り薬で治すしかない

ですから、妊婦さんのかかと水虫は 外用薬で治すしか方法はありません。

かかと水虫は確かに外用薬では治しにくいですが、自宅でできるちょっとした方法を用いることで、外用薬の効果を格段に高めることが可能です。

生まれてくる赤ちゃんにうつしたらどうしよう、と悩んでいるなら、すぐに治療を始めた方がいいです。 

 

妊婦さんのかかと水虫の治し方

まずは肥厚したかかとの角質を削りましょう

角質が分厚すぎると、有効性が角質層の奥まで浸透しません。まずはある程度かかとの角質を削りましょう。

お風呂上りの角質が柔らかくなった状態のかかとを、ヤスリなどで優しく丁寧に削ります。力を入れすぎず、ヤスリを一方向にのみ動かしてください。ヤスリを往復させたり、軽石などでゴシゴシこするようなことは、肌を傷めて傷を付ける恐れがあるので、しないようにしてください。

 

次にかかとの皮膚をふやかします

次にすることは、フットバスや洗面器などを使って足湯をします。しかも皮膚がしわしわにふやけるくらいに、できるだけ長い時間浸けてください。

ただし毎日これをするのは、時間的にも難しいと思いますので、週に数回でも大丈夫です。

 

薬を塗ります

角質を削ったあと、ふやかしたところで、外用薬を塗ります。

外用薬は病院で処方されたものでもいいですし、市販の水虫薬でもいいですし、クリアフットヴェールなどのケア商品でも良いです。

市販の水虫薬を使うのであれば、最新のスイッチOTC薬を選んでください。⇒詳しくはコチラをご覧ください

水虫を治しながら再発も防ぐ商品ならコチラです。

白癬菌は症状の出ていないところにも潜んでいることがありますので、薬はできるだけ足全体の広い範囲に塗り広げることが大切です。

 

足全体をラップで覆います

薬を塗ったら、足全体をラップなどで包み込みます。

ラップが薬の蒸発を防いで、有効成分の浸透に役立ちます。ラップの上から靴下を履けば、家の中で普通の生活を送ることができます。

 

まとめ

妊婦さんが、かかと水虫を自宅で塗り薬で治す方法をご紹介しました。

かかとのガサガサが気になり出したら、水虫を疑ってください。病院に行けば顕微鏡検査をしてもらえますので、その場で分かります。(検査を受ける時に水虫薬で自宅治療していると、水虫であっても白癬菌が検出されないことがあります。検査を受けるのであれば少なくとも2週間は何も付けていない状態で、病院に行ってください)

今回ご紹介したかかと水虫の自宅治療法は、少々面倒くさそうに見えますが、慣れればそうでもありません。

足湯は時間が取れるときだけでもいいので、とにかく毎日できる治療を継続することが一番大切です!