かかと水虫はなぜ気づきにくいのか?その症状とは?
妊婦さんは感染症にかかりやすい
妊娠すると、今まで起こらなかった様々な症状が身体に出ることが多いですよね。
妊娠したら風邪をひきやすくなったとか、水虫になってしまったという妊婦さんは結構いるんじゃないでしょうか。
妊娠中は免疫力が低下するので仕方ないのですが、そんな時だからこそ、妊婦さんは病気や感染症にかからないように、しっかり防衛しながら生活して行かなければいけません。
かかと水虫の感染はどこから?その経路とは?
水虫は、カビの一種である白癬菌が皮膚の角質層に侵入し寄生することで、症状を引き起こします。
白癬菌は、どこにでも潜んでいる可能性があるので、感染経路を特定することは難しいのですが、特に不特定多数の人が裸足になる場所には、100%存在すると考えてください。
例えば、温泉や銭湯などの大浴場や、プールやスパ、またトレーニングジムなどにはほぼいますし、妊婦さんですと、産婦人科や病院のスリッパなどは気を付けた方がいいと思います。
水虫の人が裸足で歩くと、白癬菌を含んだ垢や皮膚が剝がれ落ちますので、それを踏むことによって皮膚についてしまうんです。
もちろん皮膚に付いただけで、水虫になることはありませんし、毎日普通に入浴して、清潔にしていれば、過度に意識しすぎることはありませんが、それでも妊娠中という特別な環境では、いつも以上に注意したほうがいいでしょう。
かかとの乾燥やカサカサが気になったら
かかとが乾燥していたり、カサカサしているのに気づいたら、かかと水虫にかかっている可能性があります。
この場合、かかとだけが水虫になっているというより、足水虫がかかとまで進行してきたと考えた方がいいでしょう。
足の指や、指の股、爪などは大丈夫ですか?
赤みやかゆみ、小さい水ぶくれなどはないでしょうか。
もともと水虫だという方は、かかとまで進行しないように早めに対策が必要です。
かかと水虫は気づきにくい?
かかと水虫は乾燥やひび割れのような症状が出ますが、これを水虫だと認識する人は少ないようです。ひびやあかぎれとの区別が難しいからです。
しかし、角質の厚いかかとの水虫は、とても治りにくい水虫だと言われていて、治療期間も6か月くらいかかってしまうことがありますから、厄介なんです。
しかも水虫だと気づかずに、保湿クリームなどで対処してしまうと、症状が余計に悪化してしまうことがあるので、注意が必要です。
病院で顕微鏡検査を受ければ、その場で水虫かどうかが分かりますので、治療には専門医の診察を受けるのが手っ取り早いでしょう。