妊婦のかかと水虫は赤ちゃんにうつるの?薬と治し方を紹介します

かかと水虫にかかっている妊婦さんって意外と多いんですよ!痒みがないからって放っておくと赤ちゃんや家族に水虫をうつしていまいます。そうなる前に早期治療で治しましょう!よく効く薬や治し方を紹介します。

妊娠中の方や女性の方に水虫になる人が増えた理由とは

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水虫は男性だけのもの?

水虫と聞くと、中年の男性がなるというイメージが強くないですか?

しかしそれは当然のお話で、水虫の元になる白癬菌がいるのは、

  • 銭湯や温泉
  • ゴルフ場の大浴場
  • 居酒屋や料亭のお座敷

などなど、働いている男性が良くところに多いですからね。

 

また、水虫になる原因としては、

  • 靴を履きっぱなしで靴の中が蒸れている
  • 一日中歩きっぱなしで汗をたくさんかく
  • 仕事中に足を乾燥させる暇がない

など、日常的に高温多湿の環境を作ってしまっていることがあるからです。

 

これらの条件を常に満たしているのが、中年の男性だったので、水虫イコール中年男性というイメージがつきました。

 

女性の社会進出にともなって女性の水虫も増えてきた? 

しかし最近では、女性の社会進出により、水虫は男性だけのものではなくなりました。

女性も男性と同じように、

  • 一日中仕事で靴を履きっぱなし
  • 一日中立ちっぱなしで汗をかく
  • ブーツなどの通気性の悪い靴を履くことが多い

このような理由によって、水虫になる女性が増えてきています。

 

また女性の行動範囲も広がり、

  • スポーツジム
  • 温泉やスパ
  • 岩盤浴やエステ

などの場所で、白癬菌に感染することが多くなったのです。

 

水虫は妊娠中の方にも多い?

また水虫は妊娠中の方にも多いのはご存知でしたでしょうか?

これは、妊娠中すると、体の免疫力が低下したり、ホルモンバランスが崩れたりして、細菌感染のリスクが高まることが理由です。

 

ですから、妊娠中はいつも以上に気を付けることが大事で、むやみに銭湯やスパに行かないこと、こまめに足を洗ったりウエットティッシュなどでふき取ったり、意識的に乾燥を心がけたり、ということが大切です。

 

水虫になったらすぐ治療!悪化を防ぐ

水虫になっても、たかが水虫と、放っておく人も多いです。

しかしこれはとても危険なことで、水虫は悪化すると、とても治りにくい爪水虫や、角質増殖型のかかと水虫に発展する恐れがあります。

 

爪水虫やかかと水虫は治らない?

爪水虫やかかと水虫は、水虫の中でも、最も完治が困難な水虫だと言われています。

治療には抗真菌剤の内服薬が用いられることが一般的で、塗り薬では効果が薄く十分ではありません。

 

ご存知の通り、妊娠中は飲み薬の服用が制限されるので、妊婦さんが一旦水虫を悪化させてしまうと、本当に治すのに苦労します。

それだけは避けてください。

 

最後に

日本では約20%もの人が水虫にかかっています。

ですから、白癬菌は日常生活の多くの場所に存在しているんです。女性の水虫患者も増えてきて、男女比はほぼ1対1と言われるくらいです。

 

不幸にも水虫になってしまったとしても、初期の段階なら比較的簡単に完治させることができます。

たかが水虫と甘く見ることなく、症状が悪化する前に治療してください。

 

爪水虫やかかと水虫になったら大変です。特に妊婦さんは、治すのが遅れれば赤ちゃんにもうつしてしまう可能性が出てきます。

それだけは避けたいですよね?