市販薬選びで大切な条件!これだけは知っておいて損はない!
かかと水虫を市販の水虫薬で治したい妊婦さんは必見です!
薬局で、いざ水虫薬を買おうとしたけど、種類がたくさんありすぎてどれを選んだらいいのか分からなくて困った…という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
薬の箱に成分やらなんやら、カタカナでいろいろ書いてあるけど、実際に見ても分かりませんよね?
それを見て分かるなんて人は、薬マニアが何かでしょうか(笑)
ここでは、薬選びに必要な最低限の知識について書いていきます。
スイッチOTCとは?
まず大切なのは、『スイッチOTC』についてです!
スイッチOTCとは、それまではお医者さんの判断でしか処方してもらえなかった薬を、薬局でも売り出せるようにしたものです。
OTCはOver The Counterの頭文字を取っていて、カウンター越しに薬を販売する薬局のことを指していて、病院で処方していた薬を薬局にスイッチした、という意味でスイッチOTCと呼んでいます。
スイッチOTC薬は、病院で使用される薬の有効性や副作用などのデータを集めて、実用性のあるものだけを市販できるようにした薬です。
今までは『効き目よりも安全性』で市販薬は作られていましたが、スイッチOTC薬の登場により、効き目をより実感できるようになっています。
しかし購入の際、箱に『スイッチOTC薬です』と書かれている訳ではないので、あらかじめ調べておくか、薬局の薬剤師さんに聞く必要があります。
最も新しく有効性の高い抗真菌成分
水虫の薬も今までたくさんスイッチされてきました。
現在では2002年以降にスイッチされた、いわゆる第3世代抗真菌薬が主流になっていて、これ以前のものとは比べ物にならないくらいの抗真菌作用があります。
この第3世代抗真菌薬4種類を下に書きますので、市販の水虫薬を選ぶ際は、この4種類の成分のいずれかを、白癬菌をやっつけるための主成分として含んでいる薬を選択してください。
またその成分で作られている代表的な薬も書いておきます。
1、ラノコナゾール・・・ピロエースZ
2、アモロルフィン・・・ダマリンエース(現在販売中止)
3、テルビナフィン・・・ダマリングランデ、ラミシール
4、ブテナフィン・・・ブテナロック
まとめ
水虫になったらとにかく病院で検査を受けることが大切です。なぜならお医者さんでさえ、目視で水虫だと判断することは難しいからです。
しかし、時間の無い方や病院に行くのが恥ずかしい方もいると思いますので、とりあえず市販の水虫薬で治療してみるのも良いかもしれません。
大切なのは、市販の水虫薬は上記の4種類の成分のものを選ぶこと、そして効果がないと感じたら、別の成分を使っている薬に変えること、この2つです。
今の市販薬は前途の通り、大変効果が期待できるものが出ていますので、初期の水虫であれば数週間で完治すると思います。